鹿児島県内の公立中の男性教諭が女子生徒のスカート内を盗撮した疑いがあった問題で、県教育委員会は22日、姶良市立帖佐中の四元秀知教諭(40)を懲戒免職処分にし、発表した。生徒をどなったなどとして、大隅地区の県立学校の男性教諭(51)も減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした。いずれも処分は同日付。
教職員課によると、四元教諭は2月ごろ、学内で右足とサンダルの間にスマホを挟み、複数の女子生徒のスカート内を盗撮した。過去にも複数回同様の行為をしたと話し、「盗撮に関わるビデオを鑑賞し、興味や関心がエスカレートしてしまった」と認めているという。
県立学校の男性教諭は学内で生徒1人に対し、怒鳴ったり机をたたいたりなどの威圧的行為を行い、精神的な苦痛を与えた。生徒側の希望で時期は非公表。「生徒はこうあるべきだという強い思いがありすぎた」と話しているという。同課は「不祥事の続発は痛恨の極み。教職員の指導に取り組み、不祥事根絶に取り組みたい」としている。(小瀬康太郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル